マルチなナースになる 優のひとりごと

小児科ナースのひとりごと~自由な親が多すぎる?!~

こんにちは!小児科ナース優です(*'ω'*)

 

ま、今は小児科も経験しているのでこんなタイトルで書かせて頂きましたw

混合病棟なので他の大人も普通に看てますけどね。

 

最近、小児科を経験してすごく感じることをこの記事でつぶやきたいと思います。

優の個人的な意見も含みます。

「こんな人も多いのね~」くらいに、見てもらうと助かるんですけど…

 

 

ほんっっっとに、、

 

自由…というか、「本当に親なの?」っていう親が多い。←

 

私も未熟ながら親となってますが、

それ以上に色々と疑ってしまうケースが多いんですよね。

 

これを読まれている方はそんな方いないかもしれませんけど、

びっくりしたケースが多かったのでいくつか紹介しようと思います( ゚Д゚)

 

 

 

 

1)入院中、こどもたちがご飯の時間に臭いの強いマニキュアを塗る母

 

入院中、みんなご飯は同じ時間に食べます。

これは入院中のスケジュールとして決まっていることなのですが、

なんと…そのご飯の時間に入院中のこどもの母がマニキュアを塗っていました。

しかむ「ツーン」とする臭いの強いやつ。。

入院中の、ただでさえ食欲がないこどもがいる病室で堂々とマニキュアを塗りだす母に驚きました。

これって、大人でも嫌ですよね。

まずマナーとして、ありえないです。。

これ、母が自分のこどもの前でしてるんです。私なら絶対できない(´・ω・`)

私は直接その現場を目撃はしてませんが、塗り終わった指先は真っ赤なマニキュアが光ってました←

食事のマナー、大事だなぁと改めて痛感。。

 

 

2)術後の指示を守らない、自己満両親

 

優の病院では多くの症例をしているわけではないですが、小児外科もやっています。

そのため1歳位から手術を受けにくるこどもちゃんもいるのです。

うちではヘルニア系、包茎、陰嚢水腫などの手術が多くされます。

なので早ければ2泊で退院できるような手術で、術後も3時間すれば水分・ゼリーなどを食べることができます。

 

しかし、その術後3時間の絶食も

「こどもが欲しがってるのに、なんであげちゃダメなんだ」

「こどもが可哀想」

などとクレームで騒いでくる親が、結構います。

 

小児は基本、全身麻酔なので麻酔から覚醒しなければ誤嚥のリスクが高いので

それらの理由も伝えるのですが、

そういう親にはなかなかその説明すらも耳に入らないんですよね。。

何度伝えても理解できない、

聞く耳もたず。

 

「こどもを愛するかたち」が完全に間違ってますよね。

術後、こどもが合併症をおこさないためにも

安静はしっかりと守り少しでも誤嚥しないよう配慮しながら、すこしずつお水をあげる。

これが術後の正しい愛しかたです←

 

 

3)入院中なのに、欲しがるからクリスマスケーキ?!

 

これも最近の出来事です。

基本的に入院中は持ち込みで他のものは食べてはいけない決まりがあるのですが

先日はクリスマスでしたよね…(この記事書いてるのが12/26)

 

親にはいつも、持ち込み食は禁止ということを伝えています。

しかし、ふと病室を見ると不在の親子。

親子を探しに面会が出来たり、食事ができる場所(ダイニングルーム)へ行ってみると…

 

なんとそこには

クリスマスケーキを食べている親子がっ!!

 

「本人が食べたがるから」

「クリスマスなのにケーキが食べられないのは可哀想」だそうです。

 

治療が必要で免疫も下がっている状態なのに、

誰が作ったか分からない感染リスクのあるケーキを食べる。

(例え方悪いけど、この子の場合は免疫下がっているのでリスクめちゃ高いんですよ)

 

親が感染リスク上げてどーする?!って感じで驚き呆れました(´・ω・`)

 

 

4)こどものお尻がう〇ちまみれ?!これってネグレクト?

 

これも衝撃でした;

不妊治療で悩む人がいる傍らで、病院に入院してきたこどものお母さんは8人産んでいました。

そしてまた妊娠中。

それだけこどもが好きで、しっかりと育てられるのであれば素晴らしいと思うのですが

入院してきたこどものオムツを変えてびっくり。。

 

おむつを数日替えていないのでは?

と疑うほどの

お尻へのう〇ちの色素沈着とお尻全体にわたってのおむつかぶれ。

皮膚はただれて、おむつを替えるだけで大啼泣。

 

そのお母さんは入院中も、他のこどもで忙しいからと面会もほぼ来ない。

上の兄弟が一人でお世話していました。

これってどうなんだろう、と悶々とさせられるケースでした。

 

 

5)こどもの前でたばこを吸ったり、こどもの喘息治療をしない母

 

これもある意味、虐待に入るのでは?と感じてしまうケースです。

 

喘息があるこどもの前でスパスパたばこを吸ったり、

喘息の治療が必要なのに病院にすら通わず

自宅を掃除せず埃まみれになっているとのこと。

 

こどもは喘息発作で入院しているのに、今後も治療には通わないという母。

本人たちへの喘息治療の指導などを行い、自分たちで通院するよう指導しました。

これもう、ネグレクトではないかと考えます。

 

 

 

こどもが健康に過ごせるために、少しでもサポートするのが親の役目だと私は思いますが

なかなかすべての親がそうではないことに気づき驚きました。

 

これらの親から育てられた人は

どんな親に育つのだろうとすごく思ってしまいました。

 

あらためて、親となりこどもを育てるということは大変なんだなと感じました。

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