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新人さんに向けて~看護師として働くという意味~

こんにちは!

優 かおるです(*'ω'*)

 

新人さんは、先週から入職式やオリエンテーション、配属部署発表など

色々なイベントが終わりこれから研修やそれぞれの部署でのオリエンテーションなどがされている頃でしょうか?

病院によっては入職して1ヶ月程は研修をするところもありますよね。

 

今回はそんな新人若手Nsに向けて、

看護師として働くという意味について一緒に考えていけたらいいなと思って記事にしました^^

 

新人さんには少々耳が痛いこともあるかもしれませんが、

しっかりと心に留めて今後の糧にしてもらえたらいいなと思います。

 

 

1)まずは看護師試験合格、おめでとうございます!

まずはここ!

看護師国家試験、お疲れ様でした( *´艸`)そして試験合格、おめでとうございます♡

ここはあなたが今まで看護学生として頑張ってきた成果であり結果です!

自分自身を大いに褒めてあげてくださいね!

 

正直、これから臨床に出ていくことで

先輩からの毎日の指導や患者さんの対応など毎日多くのことで心身が疲弊していくともに

自信をなくすことが多いと思います。

正直、私は3~6年目くらいまで看護師としての自信ゼロでした(^-^;

今は普通?くらいだと思いますが、それでもベテランの先輩と比べるとまだまだだな~と思うことが多いです。

でも、周囲をみるとやはり多くのスタッフが「自身がない」ということが殆どです。

 

良いのか悪いのかって感じですけど、

でもねそんなときにあなた自身に自分を褒めてもらいたいのが

看護師を目指して看護学生として実習や勉強を頑張って、看護師国家試験に合格した事実があるということ!

これはゆるぎない事実だし、あなたが頑張った結果です( *´艸`)

 

後の文章にて、私は心がまえとして少し厳しいこともお話しますが

それは看護師を目指して頑張って、看護師となったあなただから伝える内容です。

看護師として社会に出ていくあなたに、良い意味で看護師としての心がまえについてお話していきますね。

 

2)これから、一人の看護師として成長していくために

看護学生の実習の際には、

必ず付き添いの先生がいて実習する際には指導者や先生に見守ってもらって…

という流れだったと思いますが、今後は一人の看護師として学び、成長しなくてはいけません。

始めは指導者のスタッフが一緒に付き添って検温や処置についてくれると思いますが

それも最初だけ、しばらくすると一人で患者さんの検温や処置につかなければいけません。

 

ということは、患者さんの正常・異常時の判断や報告を自分自身でリーダーのスタッフや他のスタッフに相談しなければいけなくなります。

では、まず患者さんの正常な状態が頭に入っているでしょうか?

「異常」だと判断するにはどうすれば良いのでしょうか?

まずその科ごとの患者の特徴を学び、患者の正常・異常な状態をアセスメントできるように知識をつけなければいけませんね。

 

例えば消化器外科の術後の患者さんを看るとすれば…

術後の熱発は生体反応として仕方ないですが、術後何日目まで様子をみますか?

術後の傷口に膿瘍の浸出液がみられますが、それはいつから?患者さんの熱は?痛みは?

患者さんは痛くて離床も進んでいないようです。

あなたはこの状況をどのように判断し、どのように先輩へ報告しますか?

 

一人の患者さんだけでも、最低でもこれだけのことをアセスメントして先輩に相談しなければ

患者さんの病態は悪化してしまう結果となります。

看護師は一番患者さんの近くにいて、患者さんの病態変化を察知し対応する必要があります。

 

人の「命」に関わる仕事になるため、やはり責任という意味では重い仕事になり

これからプレッシャーが重くのしかかることもあると思いますが、

それだけの仕事をしていると思い、毎日のなかで先輩のアセスメントの仕方や業務の進め方

患者さんへの接し方など先輩と一緒につける間は先輩の動作・所作を全て見学し自分の目に焼き付けて

多くのことを吸収していきましょう( *´艸`)

 

3)患者さんへの接し方についても考えて対応を

患者さんへの接し方は、看護学生の頃からも指導されていたかもしれません。

これから多くのことを覚えながら、働くということは結構大変です。

もしかしたら、ついつい患者さんへの接し方をおろそかにしがちになってしまうかもしれません。

(落ち着いた表情で話すことを心掛ける、不安のないように接する、質問への返答はしっかりと行う、

スケジュールをきちんと患者さんに伝えるなど日々のちょっとした対応についてですね)

しかし、患者さんは良い意味でも悪い意味でもよく看護師を見てます。^^;

新人さんでもしっかりと患者さんの対応してくれている人であれば

「あなたになら、採血させてあげてもいいよ~」と言ってくれる方もいれば

場合によっては

「あなたにはまだ採血してほしくないわ~」と正直にお断りの返答があることもあります。

 

例え新人さんであっても、きちんとした対応をしていればそのスタッフへお礼状を書いて下さる方もいます。

新人さんだからこそ、しっかりとした患者さんの対応を行いお礼状を書いてもらえるようなスタッフになりたいですね( *´艸`)

 

もう既に研修などで指導されているかもしれませんが、

患者さんへの対応については以下のことには注意しましょう。

 

・患者さんに対しては、きちんとした敬語を使う。

・何か分からないこと、説明できないことを聞かれた場合には「後で確認してお伝えします」と伝え

 他のスタッフに確認したうえで正しい返答を行う。

・不安な処置、一人でできない処置がある場合にはその旨をきちんと説明し、他のスタッフが付き添える状況に

 なってから一緒に行う。

・毎日の挨拶、処置の声かけなどを必ず行う。

・患者さんを待たせてしまうときには「後〇分ほどで再度伺いますので、お待ちください」など、

 何分後に行けるのか、ということも踏まえて伝えるようにする。

・患者さんのことで、一人で対応しきれない場合には必ずほかのスタッフに助けを呼ぶ。

これは本当に基本的なことですが、これが出来ていない人も多いです。

新人のうちからこれらの対応はできるように心掛けましょう~( *´艸`)

4)業務が回らない場合にはすぐに調整と相談を

新人として働くなか、始めは出来なくて当たり前なので業務の調整などは

先輩がフォローしてくれることが多いと思います。

しかし、それもしばらくの間だけ。

少しずつ業務に慣れてくると、先輩のフォローもなくなっていきます。

そのようなとき、あなた一人で業務をまわせればいいですが多重業務が重なるなかでの

タイムスケジュール調整はなかなか難しいこともあります。

毎日の患者さんに緊急の検査や入院、手術前後の患者の受け持ちなど…

イベントの多い患者さんも沢山いて当たり前。

「やらなきゃ」という責任があることは良いことですが、

無理に頑張って一人で仕事をすることが正しい選択ではありません。

 

もし、一人でまわせない状況になりそうな場合には

その状況に陥る前の段階から先輩にきちんと相談してフォローしてもらうようにしましょう。

あなた一人の責任感で、患者さんに不利益を与えてはいけないからです。

患者さんに必要な看護・ケアは必要なときに提供しなければいけないので、

自分一人でまわすことに固執するのではなく、必要なときには周囲にも助けをもらいながら

患者さんを看ていくという考えを持ちましょう。

なかなか始めは、先輩にお願いすることも声をかけることも気を使って辛いかもしれませんが

それ以上に「患者さんに不利益を与えないことが仕事」です。

必要なときには、先輩の手助けももらいましょう^^

 

最後に

どうでしたか?

今回は本当に看護師として働くうえで、基本的な心がまえであったり対応の仕方についてお話しました。

始めはなかなか難しいかもしれません。しかし、毎日意識して習慣化することで無意識にできるようになりますよ^^

毎日の振り返りも同様です。少しずつ、一歩ずつ行うことで気づけば大きな一歩になります。

同期や学校の仲間と支え合いながら、まずは1ヶ月頑張りましょう。

今後は必要に応じて「折れない心」の整え方などについてもお話していけたらなと思ってます^^

でも、そのまえに心が辛くなった・考え方を整えたい場合には無理せず声をかけてくださいね!

問い合わせ欄からも私宛にメッセージできます。

身体と心を大事にしながらも、毎日の学びを糧に成長していきましょう^^

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