マルチなナースになる 優のひとりごと

看護師の失敗しない就職先について考える~失敗した先輩から多くを学べ~

こんにちは!

そろそろ看護学生の方は就職先を考え始める時期でしょうか?

 

看護実習やテストでそれどころじゃない!

 

という方もいれば、

 

早く社会人になりたい、学生から解放されたい!という気分で就職活動を始めている方もいるかもしれませんね。

 

私は後者の方でしたが、

病院からの奨学金を受けていたのでそもそも、就職先がもう決まっていて

「国家試験に受かることが前提」とされていたので

そっちのプレッシャーの方がとても重かったのを覚えています(^-^;

 

 

私は数回病院を転職しています。

それは必ずしも良い経験ではなかったけれど、でもだからこそ病院の選別方法なども感じたことがあります。

 

今回はそんな「失敗した経験をもつ私の経験」から

就職に失敗しないための就職先について考えていきたいと思います( *´艸`)

 

 

  1. 病院の奨学金はもらわない
  2. 自分の目で見て、感じて決める
  3. 5年後の看護師としてどうなりたいかを考える
  4. リアルな口コミを確認する
  5. 自分の気持ちを大事にする

 

1)病院の奨学金はもらわない

 

看護学校、衛生看護科などではまだまだ多くみられる病院からもらう奨学金。

これは大体5-6万/月を病院から2-3年の期間借りて、その借りた年数分を「お礼奉公」として病院に勤務することで返済する。というシステムです。

私の場合は5万/月でした。姉は6万/月借りてましたね。

しかし、このような奨学金でスタッフを募集するような病院には基本的にスタッフにとって良い病院ではないことが多いですね。

私は就職して「失敗した」と感じることが多かったです。

それは病院の教育環境が整っていなかったことや、スタッフ間のいじめが多い、病院内でも医者と看護師の愛人関係が多くそれが原因での派閥や戦いが多い、独身の負担が多く夜勤明け日勤があった、など

失敗したと感じる要因がとても多く常に不満があるけど、辞めることができない。

そんな状況が長く続きました。

他のスタッフも同様で、奨学金を払い終わると同時に退職するケースが多いです。

そのため、余計にスタッフの定着率が悪く余計に悪循環に陥る…というパターンですね。

 

奨学金を払い終わるまで働き続けることが難しいスタッフもおり、

そのような場合には奨学金を親が返済までして退職したケースもあります。

 

なので、基本的に私は奨学金を勧める病院への就職はお勧めしません。

もしその病院に就職したいのであれば、奨学金を貰わずに就職した方が何かあったときにすぐに辞められるので良いかと思います。

 

2)自分の目で見て、感じて決める

 

これは基本的なことかもしれませんが、実際に自分の目で見て、感じて決める。というのはとても大事です。

 

私は過去に、ある大学病院(本院)への面接に行ったのですが

その大学病院(本院)への就職は難しく、希望外の分院への就職が決まりました。

 

「仕方ないか~」

 

なんて軽い気持ちですぐに、その通知を受け取り分院への就職を決めましたが

一度も見たことも行ったこともない分院への就職。

 

何をするのにも不安ばかり。

何せ関西の病院から、関東の行ったこともないド田舎の大学病院(分院)への就職です。

 

手続きから入寮まで全てを一人でしなくてはいけないし、

引っ越し、書類手続きもしなくてはなりません。

 

自分で見学にも行っていない分、初めて病院に行ったときに「あ、これ失敗した」と思う部分が多くありました。

 

それは設備的な問題であったり、制服であったり、

様々なところで感じるところがありました。

 

やはり自分の目で、耳で感じて、「自分に合った職場」を探してほしいと思います。

 

 

3)5年後の看護師としてどうなりたいかを考える

 

看護師として働く自分をイメージしていくなかで、

「こうなりたい」とか「この科で働いていたい」など自分の5年後の看護師像をイメージしてみて下さい。

 

例えば、

「急性期の病院でバリバリ働いていたい」とか

「小児科のある病院で、小児病棟で働いていたい」とか

「はじめは急性期を少し学んで、それから緩和を勉強したい」など。

 

それぞれ、自分のイメージが違います。

でも、そのイメージを「5年後のなりたい自分」として逆算していくと

どの病院であればその「5年後のなりたい自分」に近づけるでしょうか?

 

より自分のイメージが出来て、そのイメージに忠実に再現できたら

「失敗した」なんて思わず、自分の5年後のために働く意欲も湧きバリバリ働けそうですね( *´艸`)

 

私の場合は「急性期を学びたい」が強かったです。

皆さんはどうでしょうか?

 

4)リアルな口コミを確認する

 

「5年後のなりたい自分」をイメージした後、そのイメージに近い病院探しを行います。

しかし、病院側も良いイメージを持ってもらうために就職説明会などではあまり良いことしか話さないケースが多いと思います。

 

その為、

よりリアルな自分の興味がある病院に「働いたことのある先輩」の口コミ情報を集めるようにしましょう。

 

例え就職先のイメージビデオがとても素敵だったとしても、現実が同じとは限りません。

自分が気になっている病院で働いている・働いた経験のある先輩の情報をしっかりと集めて

自分が学びたい分野に強い病院や、自分の5年後の求めるキャリア・経験を積める職場を決められれば

「失敗した」と感じることがだいぶ少なくなるのではないでしょうか?

 

5)自分の気持ちを大切にする

 

私が話しているこの「5年後のイメージ」というのは、基本的に3~5年で一人前になると言われている看護師の職業をイメージしてお話しています。

実際に私はもう10年以上のキャリアがありますが、それでも「まだまだだな」と感じることは多いです。

それだけ、看護師の知識・経験は深いもののように感じます。

「人を看る」仕事なので、そのようなことは当たり前かもしれません。

 

人は成長とともに、変化します。

学生の頃に学びたかった分野・経験したい科などがあったとしても、いざ就職して働いて経験してみると

「やっぱり、こっちの分野が良かったかも」とか

「私には別の科の方が合っているかも」なんてことが生じてきます。

 

このようなときには、自分の気持ちに正直になって

もう一度自分はどうしたいか、しっかりと自分の気持ちと向き合ってみるといいでしょう。

 

そして自分の気持ちと正直になって、転職してみる。という決断もいいと思います。

 

(そのようなときには、またちゃんと就職先は調べておいた方がいいと思いますが)

 

人生は一度きり、チャレンジすることはとても良いことだと思います。

後悔ばかりの人生にはしたくないですもんね!

 

あなたの看護師ライフを応援しています( *´艸`)

 

 

 

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