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仕事できない看護師が、マルチタスクをこなせるようになった理由

おはようございます!

ナースライター&コーチの優かおるです^^

 

ナース暦10年以上の優ですが・・・

 

実は新人~中堅あたりまで

 

「仕事できない看護師」でした。汗

 

今思うと本当に、

なんでこんなに出来なかったんだろう~。

 

と思ってしまうほど。。

 

今はそれなりにマルチタスクをこなせるようになり、

 

現在PNS(パートナーシップ)看護で

 

14~15人を受け持ち、仕事をまわせるようになりました。

 

自分より若手のNsにも指導することもしばしば。

 

ここで、

 

もともと「出来ない看護師」の私が

 

ここまでできるようになった理由について考えていこうと思います。

 

1)タイムスケジュール立案・調整を行う

 

仕事前に患者の情報収集を行いますよね。

そのときにそれぞれの患者、全体でのタイムスケジュールを立てていますか?

手術前・手術後・検査前・検査後・入院・退院・処置・リハビリなど、、

患者ごとに1日のスケジュールは全く違いますね。

その患者ごとに1日のスケジュールで抑えておかなければいけない時間をはっきりとさせます。

それらを考えたうえで、

全体でのスケジュール調整・タイムマネジメントを行っていきます。

 

たとえば、

当日大腸検査の患者を受け持っていた場合には

日勤はじめのうちに

検査前の下剤を飲んでもらう必要がありますね。

なので、

「検査前投薬」は必ず早いうちに渡す!

(病院によっては時間指定がありますよね。その時間内に、という意味です)

と、自分のアンチョコ(メモ板)などに記載しておきます。

タイムスケジュール通り、

忘れないようPNSの場合にはペアの看護師と情報を共有し

時間通り渡すようにしましょう。

 

その後、

便の状況にて大腸検査の検査出しの時間が遅れた場合には

適宜検査室への報告が必要な場合もあるので

30分おきに便の状況を確認し、

ペア同士情報共有し、無事に検査に出られるよう調整していく必要があります。

 

このように、患者それぞれにタイムスケジュールがあり

その都度、状況も変わります。

これらをふまえて、

患者全体のタイムスケジュール管理を行えるようになりましょう^^

 

2)無駄を省く

 

新人~数年目までは、なかなかこれができない人が多いです。

実際、

私自身もこの無駄を省くことが苦手でした。汗

 

この「無駄を省く」というのは、

先のことまで考えて、

何度も患者のところへ行くのではなく

必要なことは1回の患者訪室で済ます。ということです。

 

例えば、

1)の例で伝えたような大腸検査前の患者に対してだと

大腸検査前の下剤を渡しに来たら

一緒に

バイタル測定、

検査説明、

点滴確保(医師がする場合もありますが)、

点滴施行中の注意点、

検査前までに必要な便の性状の説明、

検査後の流れ、

退院までの流れ、

 

などをすべて説明し、検査着を渡しておきます。

そして

本人がきちんと理解できているかを確認します。

 

これらを説明し理解できていれば、

これでこの患者への必要なことはほぼ終わりです。

 

下剤の摂取状況や、

点滴の滴下などの確認などは必要ですが

検査前の処置は終了し、

心おきなく他の患者にまわることができますよね?

 

「無駄を省く」というのは

「適当にすること」ではなく、

「スムーズに仕事を進めるために必要な技術」です。

 

3)アセスメントをその都度行う

 

これは「その都度」「その場面で」ということです。

患者の状況はその都度、その都度、変わります。

 

あれ、この人状態落ち着いてたよね?

という人でも

一瞬で心臓マッサージが必要な状況になることもあります。

人の身体のなかなんて、

目視で見れません。

医者でも分からないこともあります。

患者の状態を近くで一番見ているのは看護師なのです。

 

あなたが感じたこと、

「あれっ?」と思うことは、

その都度アセスメントして状況を確認する必要があるのです。

 

例の大腸検査前の患者のケースでよくある場合だと、

入院当日の夜は落ち着いてたけど

検査の緊張でやや言動がおかしかったり、

下剤を飲んでからのトイレが間に合わなかったりすることもあります。

 

そのような場合、あなたならどうしますか?

 

言動がおかしいのは、本当に緊張だけでしょうか?

年齢はいくつでしょうか?

(高齢だとせん妄になるケースも多いですよね?)

センサー対応は不要でしょうか?

なかには下剤が合わない方もいますが、それは大丈夫ですか?

トイレが間に合わない場合には、

車椅子介助でなら間に合いそうですか?

ポータブルトイレを設置しますか?

それともオムツ着用をしなければ難しいですか?

 

ひとつの例でも、

考えることはたくさんありますね。

これ以外にも、考える・対処することがあるかもしれません。

あなたはどのようにアセスメントしますか?

 

不安な場合には先輩やリーダーに相談して、

どのように対処するか考えましょう。

でも、これを「すべて聞く」ことは間違っていて

「あなたはこのような患者の状況をどのように考えているのか、

その判断で問題ないのか」

というところを聞く・相談することが大事です。

 

そうしなければ、

あなた自身のアセスメント能力が養われない為です。

 

 

これらをできるようになると、

少しずつ「マルチタスクをこなせる」ようなるのではないでしょうか^^

誰でも最初は「できない」ことが当たり前ですが、

そこから前に進むために少しずつでも前進していきましょう~^^

 

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